はやぶさ2
2020年12月6日、「はやぶさ2」により、無事に小惑星リュウグウのサンプルが地球に帰ってきたニュースは、コロナの話題ばっかりだったところに、明るい話題を提供してくれました。
2014年12月3日に打ち上げられ、3億km彼方から帰還したカプセルには、砂や小石などの約5.4gものサンプルが入っていることが明らかになりました。想定していたのは100mgだったので、想定をはるかに超えたサンプルを地球に持ち帰ることに成功。
小惑星リュウグウは、太陽系初期の情報を多く持っているとされ、今後、太陽系の歴史や地球における生命の起源に迫ることになりそうです。その研究成果は、いずれ、私たちの生活に直結してくることになるのでしょう。
「はやぶさ2」は、7つの世界初を達成しているそうです。なかでも、3億km彼方の探査機を60cmの着陸精度で操作したというのは、素人にも分かる凄いことです。
プロジェクトマネージャの津田雄一氏は、「仲間を信じ、童心を忘れず、科学に徹する。」「一所懸命さが伝わると仲間が増え、大きな運命の扉を開くことが出来る。一所懸命の先にしか運命は開かれないのではないか。」というコメントをされました。
気持ちの良い、一所懸命やり切った人の言葉です。
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