自転車が帰ってきた

 運動不足を自覚していたので、何をしようか考えていたところ、若い時に乗っていた自転車のことを思い出し、早速、出してみると昭和58年5月の販売シール。ということは30年以上も前の自転車。津島駅前のサイクルショップのおじさんのところへ持っていくと「自分が45歳の頃に作った自転車だ!懐かしい!」「ゆっくり楽しみながら整備させてもらう」とのこと。

 このおじさんは凄い人で、もうすぐ80歳の「元気&現役」です。前記の「自分が作った自転車」というのが重要なキーワードで、メーカーから送られてきた仮組み状態の自転車を、きちんと組み上げていくプロセスは、技術と時間が必要です。誰が組み上げたかによって、出来上がりが変わります。自転車は部品数が少ないので、一つずつの部品の精度と組み立ての練度が求められられるのです。

 帰ってきた自転車は、タイヤ・ブレーキなどの交換と、全ての回転部分の中で固まっていたグリスを除去し、新しいグリスに入替えてありました。(これはパーツやベアリングを洗う必要があって、すごく手間がかかる作業)

 そんなおじさんなので、自分が作った(うちで買ってもらった) 自転車は徹底的に面倒をみる。だから根強いファンが多いです。

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